今一番アツいアニメ、『プリティーリズム・レインボーライブ』5つの見所!

  • 2013-12-20 (金) 10:00
  • 雑記

仕事してるフリをしながら妄想に励んでいたらクッタクタに疲れたので、半分寝ながら山手線のドアの上にあるモニターを眺めていたら、今週末に開かれるソチ五輪出場権をかけたフィギュアスケート大会のCMがやってまして。
五輪出場をかけた大会と言われれば、スポーツに大して興味が無い僕でもその重要さが理解出来るくらいなので暇なら見てみようかなぁと思ったのですが、その後すぐにプリズムジャンプは跳ばないことに気づいて視聴意欲は跡形もなく消え去りました。

と、いうわけで今回は今僕が最もハマっているアニメである『プリティーリズム・レインボーライブ』(以下プリリズRL)のお話をしたいと思います。
(※ネタバレを含みますので、今後見る予定が既にある方はご注意下さい)

プリティーリズムって?

プリリズRLの面白さについて語る前に、「そもそもプリリズってなんやねん。アイカツのパクリ?」とか言ってプリズムヤクザ(後述)に東京湾に沈められる人が出る前に、プリティーリズムシリーズについて触れておきたいと思います。以下、wikipediaより一部引用です。

『プリティーリズム』は、タカラトミーとシンソフィアが共同開発した日本のアーケードゲーム。また、ゲームを基にしたメディアミックス作品群。『プリティーリズム・ミニスカート』は2010年7月15日の「シーズン1 夏コレクション」より稼動開始。テレビアニメの放映開始に合わせて2011年4月に稼動を開始したシーズン4より『プリティーリズム・オーロラドリーム』にリニューアルされた。

つまりは『オシャレ魔女ラブandベリー』から連なる女児向けのアーケードゲームのメディアミックス作品、ということですね。
アニメとの連動は『プリティーリズム・オーロラドリーム』(以下プリリズAD)から『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』(以下プリリズDMF)に続き、そして今年の作品であるプリリズRLに繋がります。
アニメ作品としてはプリリズADとプリリズDMFは正当な続編、プリリズRLは登場人物等を一新した単独作品になっています。分かりづらければジョジョとスティール・ボール・ランみたいなものだと思って下さい。

女児向け作品であるということに抵抗を持つ方もいるかもしれませんが、ミンキーモモのカセットを持って雪山で遭難した人がいるように、セーラームーンやCCさくらの同人誌がコミケに溢れかえったように、アイカツの筐体に座るおじさんがいるように、プリキュアの映画を見て絶叫するお兄さんがいるように、女児向けアニメであっても大人の男の心を動かすことは出来るのです。
それではプリリズRLの魅力を紹介したいと思います。

見所その1:3Dのダンスシーンがとにかく凄い!

まずはこちらをご覧いただこう。

……おわかりいただけただろうか?

アニメ版『プリティーリズム』の最も強い『ウリ』にあたる部分が、この3Dダンスパートです。
従来はアニメで一部を3Dにする、というと珍妙で安っぽい印象を持たれることが多かったと思いますが(『ウェブダイバー』とか)、こちらは本編の2D作画よりもありがたい3D作画という、珍しいケースです。
昨今はジョジョのOPなどで「3Dでもここまでやれる!」といった風潮が高まってきていますが、その一翼を担っていると言ってもいいかもしれません。
同じ女児向けアニメであるプリキュアのEDと比較するとやや見劣りしてしまうかもしれませんが、あちらは半年に一作、こちらはかなりの頻度で新しい曲とダンスが追加されます。
ダンスパートを監修しているのは『ラブライブ!』の監督でお馴染みの京極尚彦さん。クオリティが高いのも納得ですね。

また、特筆すべきは『プリズムジャンプ』と呼ばれる必殺技にあたるものです。
上の動画で言う『セクシースプラッシュ』という淫語にしか聞こえない技名から始まる一連の流れですね。
僕達一般人は現実のフィギュアスケートのようなダンス競技を見ていても「ジャンプの回転数」以外の評価基準がよく分からないものですが、この作品はジャンプの凄さを『プリズムジャンプ』という必殺技で誇張して描くことで分かりやすくしているのです。
物理的にどうなっているのかはよく分かりませんが、前々作プリリズADでは「プリズムジャンプは心の飛躍」と言っていたので、なんか多分精神的な表現なんだと思います。(個人的には『ハトよめ』の「はとビーム」と同じ原理説を推したい)
ちなみに今作からは『連続ジャンプ』という要素も追加され、映像から凄さが読み取れなくても「いっぱい跳ぶ=凄い」という図式が成り立っていると思っても問題ありません。
更に『プリズムライブ』という新要素も今作から追加されています。こちらに関してはどうぞ本編でお楽しみ下さい。

更に、この作品のダンスパートは物語と密接に関係しているのですが、それは後述。

見所その2:キャラクターが魅力的!

プリリズRLキャラ
(※画像は公式サイトより転載)

アニメを見るにあたって重視する人が多いのではないかと思われるキャラクターについてです。
断言しましょう。主役・端役問わず登場するほとんどのキャラクターが魅力的です。
非常に分かりやすい相関図を作られた方がおり、この度転載の許可をいただいたので、下記を参照下さい。

キャラクター原案はウルトラジャンプでの漫画作品や、G=ヒコロウ先生の日記漫画『みんなはどぅ?』への出演でお馴染みのokama先生。ボコーカマー。(ちなみに前作までのキャラ原案は『化物語』や『グリザイアの果実』などでお馴染みのぽよy……渡辺明夫先生でした)
外見の華やかさもさることながら、内面も4クール作品ならではの丁寧な描かれ方をしており、非常に魅力的に描かれています。
基本的には上の画像にいる7人の少女達が主人公なのですが、とにかくキャラクターが立っているので見ていて飽きません。

個人的に推したいキャラクターは彼女達の相手役(多分…)の一人である速水ヒロ君。

(※今作では男子のダンスシーンも用意されていたりします。それにしても見てるとSAN値が下がる映像だ)

彼はエーデルローズというエリート養成学校の生徒なのですが、そこで共に学び、ユニットを組むことも決まっていた親友・神浜コウジ君の歌を自分が作った物として公表します(いわゆる盗作)
傷心のためにコウジ君がエーデルローズを辞めた後も「コウジの歌を一番上手く歌えるのは自分だ」と主張し、事あるごとに自分のための歌を書かせようとつきまといます。
そう、速水ヒロというキャラクターは土曜朝の番組らしからぬヤンホモっぷりを存分に発揮しているのです。
上の書き方だとただのゲス野郎にしか見えない彼ですが、辛い過去を秘めていたり、はたまたコウジ君が絡まないと普通にいい人だったりする部分が非常に面白いのです。
現時点ではコウジ君から手痛い意趣返しを食って凹んでおり、どのように再起が描かれるのか全くわからないため目が離せない状況です。
ひとまずヤンホモの末路を見るつもりで視聴してみるのも良いのではないのでしょうか。

見所その3:物語を見せるための構成が上手い

プリリズRLは4クール放送する作品なのですが、その構成が抜群に上手くて面白い。
僕は1クール作品には1クール作品の、2クール作品には2クール作品の「文法」が存在していると思っているのですが、この番組は4クール作品の文法で作られた理想的な作品だと思っています。

その理由は毎話に視聴意欲に繋がる餌をぶら下げている所にあります。
4クール作品ともなると、その長さから不要な単発回が出てきがちだと思います。ガンダムなんかを見てる時に「この話いるか?」と思ったり、現に総集編でカットされているエピソードに心当たりがあるのではないでしょうか。
確かにプリリズRLにも物語的にあまり必要のない回は存在しています。
しかしながらそういった回にはお披露目要素を割り当てることで視聴意欲を上手くコントロールしているのです。
先述のダンスパートは平成ライダーで新ライダーや新フォームが出てきた時の期待感に近いものがあり、それを小出しにして物語が大きく動いていなくても納得感や充実感を与える構成は本当に見事という他ありません。

また、主軸となる物語についても非常に見応えがあります。
個々の登場人物にそれぞれドラマが用意されており、エピソードでは彼女達の悩みとそれを解消するための経緯を丹念に描いた後、クライマックスに3Dダンスパートを割り当て結論を導き出すと共にプリズムジャンプを跳ぶ(あるいはプリズムライブを発動させる)、という流れになっています。
葛藤の末に掴みとった”答え”をプリズムジャンプと共に花開かせるその姿は、まさしく「心の飛躍」と呼ぶに相応しい華々しさを備えており、その感動は筆舌に尽くしがたいものがあります。
強いて言うならロボットモノの折り返し地点でよくやる、人間関係の紆余曲折を経て後続機体や新兵器を手にする時の興奮と感動に近い物があります。


また、数あるエピソードの中でも涼野いとちゃんと神浜コウジ君の恋愛にまつわる話は必見です。
「女児向けアニメ」で「恋愛」と聞くと、「イケメンが出てきて胸キュンしたから振り向かせるためにガンバル!」といったような、大人からすると安っぽく見えてしまいがちなモノを想像するかもしれませんが、プリリズRLは真っ当に「恋愛」を描いています。
具体的には本編を見た時のお楽しみにしていただきたいのですが、「家庭環境のせいで引き裂かれる二人」や「三角関係」、恋愛以外でも「親の転勤によって友達と別れなければならない状況」や「身近な友達による救済」といったモノをちゃんと描こうとしている辺りは非常に好感が持てますし、ベタに思える話でも丁寧に作れば面白いんだなぁ、と思えるのではないかと思います。

見所その4:ツッコミ所が多い

コウジくんハピなる
(※画像は実況スレより転載)

ツッコミ所と書くとマイナスに思えてしまうかもしれませんが、「荒」ではなく「味」になる――いわゆる「ネタとして楽しめる」タイプのツッコミ所です。
『ジョジョ』や『覚悟のススメ』のように、真面目に作られていて心を震わせる作品であるにも関わらず、どこか笑えてしまう・ツッコんでしまう作品というのが存在すると思うのですが、プリリズRLもその類と言えるのではないかと。

特に主人公・綾瀬なるちゃんのハピなるサイコパスっぷりは壮絶。人の気持ちを考えること、空気を読むことが出来ないのではないか? と疑問に思ってしまうような言葉をかなりの頻度で発します。
中でも番組締めのナレーションが凄い。
どれだけ本編で怒涛の展開になろうとも、お気楽なナレーションで締めてしまいます。

例えば上述のヒロ君が盗作した回の締めは下記のようなモノ。

ヒロさんのライブは本当に素敵で感動しました!
でも…コウジ君が作った歌をヒロさんが自分で作ったって…どういうことなんでしょう?

……いや、分かれよ。

と、このようにちょっと邪な目線でも楽しめる作品になっており、非常に実況に向いている、皆で盛り上がれる作品です。

見所その5:同人目線でも面白い!

登場するキャラクター数が多く個性的なこともあり、同人目線でも非常に楽しめます。
ノマカプも百合もホモも妄想出来る・匂わせる作りになっているので、人それぞれ自分に合った妄想が楽しめるのではないか、と。
主人公達のママ勢の色気が凄いので、年上好きでも安心です。

また、シリーズのファンには熱狂的な人が多いので(同人に限らず)話が弾みます。
中にはプリズムヤクザと呼ばれるような、作品をゴリ推しをする人もいるくらいです。
僕もプリズムヤクザの知人に勧められて前々作であるプリリズADを見たのがシリーズに触れたキッカケだったりします。
ちなみにその知人はプリリズRLの超ボリューム合同誌を出すようです。
僕も少し手伝っていますので、興味のある方はどうぞ。

熱狂的なファンの勢いに気圧されて抵抗感をおぼえる方もいるかもしれませんが、物は試しで今週の回からでもご覧になってみて下さい。
話が詳しく分からなくても、きっと楽しめるのではないかと思います。

――というわけで、ちょっとでも興味を持ってもらうためにアフィで稼いでそうなblogのフォーマットに則って紹介してみました。
文字数制限のあるTwitterで数回に分けて面白さを力説するよりも、要点を纏めた一つの記事があった方が受け入れられやすいのではないか、という思いからまとめてみたわけです。
「人気のアニメは面白いから人気になるんじゃなくて、人気の人が面白いと言うから人気になる」理論からすると焼け石に水な訳ですが、それでも布教の一助になれば幸いです。


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